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God is in the details

神は細部に宿る。
God is in the details


私が商品計画に唸っている時
こんな言葉をみかちゃんが私に言ったことがある。
建築家 ミースの言葉だ。



そのときの私のひっかかりに
どんぴしゃ!の言葉だったから
妹の私は

【かっこえ~!ねえさん・・・】

って本気で思ったんだ。


んでも、かっこつけすぎたと思ったのか
本来、動物占い 猿(お調子もの)の姉は
照れ隠しで
ヒヒッ037.gif
と笑った。


この言葉がぴったりのコーデをご紹介したく思います。


God is in the details_c0149273_17405871.jpg



この着物にまず帯を合わせるとき
8本くらいの帯を合わせた。
どれも不正解は、ない。

【うぅ~ん、どれがいいんだろう・・】
って悩んだんですね。
しかし
この黒帯を合わせたとき

【あっ!!決まった!】

って声を合わせて言っちゃった!

そこから、またコーデの旅の始まりです。

衿。
この衿
初めは 黒の中にグリーンや銀糸の繊細な刺繍が入っていたものを選んでいたんですね。


それもよかったんだけど
どうも全体として見たら、 黒  の分量が少し多い。

着付けで少し衿を細く出すようにしたら解決できるかも。。。と完成にしようと思っていたのです。


でもね、、、
やっぱりちょっと違う。


衿を変えてみた。

そしたら
どんぴしゃ!!ときた

【あっ!決まった!!】

God is in the details_c0149273_17493843.jpg

衿の中にあるお花も左右非対称で
ピンクと葉っぱのグリーンがくるように取り付けます。

飛び跳ねました。本気で。

God is in the details_c0149273_17491340.jpg

(仮のフィッティングなので襟元、腰周りぼよぼよしててすみません。。。)


マリリンさ~ん

すっごいマリリンさんらしい!です!
艶やか、そしてマリリンさんの雰囲気、【優しさ】も忘れていない仕上がりになっています。


【普通っぽいのは面白くないからね006.gif
のオーダーにも適ってますよね!

思い入れ強く、仕入れてきた着物に神が宿った瞬間のような気がしました。
そしてマリリンさんと一緒に楽しみMAXのパーティーにお供できる着物たち。


嬉しい。



そして夜こんなことも思った。



【カオス理論】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


カオス理論(-りろん、Chaos theory)は、決定論的な動的システムの一部に見られる、予測できない複雑な様子を示す現象を扱う理論である。

ここで言う予測できないとは、決してランダムということではない。その振る舞いは決定論的法則に従うものの、その過去および未来の振る舞いの予測には、ある時点(初期値など)において無限の精度の情報が必要とされるため、観測による予測が不可能に近いという意味である。




法人名をきめる時に
この
【カオス】も気になってたんです。
少しの違いが
大きな違いを生み出す。




少しの喜び(きっかけ)が
予測不可能なくらいの大きな喜びを生み出す。




素敵だなって思ったんですよね。


しかし哲学としての「全くの混沌」という意味もあり、混沌とした会社はちょっとね・・・
と思ってやめましたが。。。



なにやら理屈くさくなってきました。ごめんなさい!


何が言いたいか。。と申しますと

同じ形の着物。あわせる材料の数はほぼ同じ
しかし
少しの違いが
(例えば、衿や帯締めや帯留めなどの小物)
私たちに大きな楽しみを与えてくれる。
ということを思ったということです。




人生でも同じかもしれませんね。
by medell | 2008-12-02 18:19 | お客様の笑顔
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